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第1回魔法勝負大会

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第1回魔法勝負大会

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10.閉会式

 
 
「それでは、表彰に移りたいと思います。
 優勝、デーゲンハルト・スペイデル選手。おめでとうございます。
 準優勝、水橋エリス選手。おめでとうございます。
 なお、泉美緒選手と、ソア・ウェンボリスは同率三位となります。
 また、準々決勝に残った十三人の選手の方々には、別途副賞として称号が贈られます。
 それでは、エリザベート・ワルプルギス校長、総評をお願いいたします」
 シャレード・ムーンに呼ばれて、むすっとした顔のエリザベート・ワルプルギスが、マイクの前にやってきた。
「優勝は蒼空学園の生徒……。よりによって、他校の生徒に魔法で後れをとるなどとは……。イルミンの生徒は、これから全員居残りで地獄の特訓ですぅ!!」
「ひ〜!!」
 修練場にいたイルミンスール魔法学校の生徒たちからの悲鳴で、第一回魔法勝負大会は幕を閉じたのだった。
 

担当マスターより

▼担当マスター

篠崎砂美

▼マスターコメント

 
 参加者の皆様お疲れ様でした。
 いやあ、手こずりました。
 結構不戦勝が偏ったので、あとでプログラムを直して均等配置版も作ってもみましたが、今回はこれはこれで面白かったので次回以降採用ということで。今回は方向で処理しましたが、もう少しいじれば、攻撃属性と属性耐性の組み合わせというのもできそうなので。それならば、方向ではなく属性の組み合わせになりますから。ただ、防御の処理が曖昧なので、それをなんとかしないとだめですねえ。手間が今より多くなりますし。
 
 自動処理は、ペットレースでもそうですが、ルールをシンプルにして、人間がサイコロを振る部分を自動にしているだけですので、同じルールの下ではすべて手作業とまったく差異がありません。単純に、処理の高速化のためです。見てもらえば分かりますが、手動でしていたら、多分ペットレースも魔法大会も書くのに1ヶ月以上かかります。現実的には開催不可能ですね。
 もちろん、手順を簡略化させるためにルールをシンプルにした分、僕の考えた凄い作戦は使えないわけですが、その分公平でもありますし、自滅が格段に減っていると言えます。
 たいていの場合、絶対勝つ作戦というのは確定ロールになりやすいので、おそらくかなりのキャラがルール違反で自動失敗になってしまう恐れがあります。また、判定に能力値を使うと、パワーユーザーが有利になってしまいますので。まあ、それはそれで、そういうルールであれば問題ないわけですが、チェック項目が増えるのでおそらく手作業だと1ヶ月でも執筆不可能でしょう。
 祭りシリーズなどでは、作戦の組み合わせで処理していますが、グループ戦だからできるわけで、個人戦だと処理数が限界を超えてしまいます。じつは、あれも、スピードや攻撃の成否はちゃんとサイコロ振っているんですね。手動の場合、**するという度にサイコロを振っています。攻撃する、防御する、加速する、停止する……すべてサイコロ判定しています。判定しない場合は、誰が見ても結果が確実な場合だけですね。わずかでも不確定要素がある場合は判定が行われます。
 
 本来は、もっと気軽にイベントシナリオあたりでやりたいものですが、それだと1回戦は誰と誰があたって誰が勝った程度の描写になってしまいますので、ちょっと本意ではないですね。
 手間から考えると、ノーマルシナリオでもきついわけですが、なるべくノーマルシナリオで押さえたいところです。
 
 今回魔法をかなり絞りましたが、基本的に誘導できる魔法が*術しかないせいです。他の魔法やスキルは、基本的に誘導はできません。例外は、射撃型の光条兵器ぐらいですね。それ以外は、誘導と明示していないもの、精霊など自立的な魔法攻撃でない物はすべて除外しています。
 ただ、それだと寂しいので、凍てつく炎などを加えています。キュラクエではランダム攻撃なのでかなりグレーですが、火術と氷術の同時発現らしいので、今回は誘導可能としています。
 また、闇の輝石は誘導できるかはかなり怪しいんですが、光精の指輪の対のアイテムとして今回は許可しています。
 
 また、今回はゲストNPCを各マスターに募集しまして、森水、風間、猫宮の各マスターに参加していただいております。皆さんと同様のアクションを提示してもらいましたので、それを元にいじくらせていただいてます。こういう感じのゲスト参加は、余裕があれば休日などでもやりたいですねえ。