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リアクション
2
侵入者がいるらしい。
そういえば、少し前にもそんな馬鹿がいて捕まってたなぁ。
そいつを助けにきたんだろうか。
くくく、こいつはチャンスだ。俺が上に上がるためのな。
何としても捕まえて、手柄をあげてやろう。……ん?
!! あの本は!
お、おぉ……。何故こんなところにこんなものがあるかは分からんが、いいものを見つけた。
――ッ!! ? 今足音が聞こえたような? ま、まぁいいか。とりあえず今はこれを……へへ。
■
「……男ってみんな、あぁいう本が好きなのでありますか?」
「……健全な男子は多分」
葛城と紫月は行動を共にしていた。
武器庫へもう少し、というところで兵士がでてきたので、倉庫においてあった、文章で表すと18禁と表現するのがふさわしい本を使い、この場を切り抜けたのだった。
「まぁ、自分はダンボールもあるし、こいつもあるし、必要なかったかもしれないでありますが」
葛城は言いながら、自分の額を指差す。
「何ですか? ソレ」
「迷彩バンダナだ!」
「……もうそこまで言うなら無限でよくないですか?」
なんてことを言いながら、武器庫に入り、兵器をカメラで撮っていた時、葛城のHCに連絡があった。
「どうしたでありますか? あぁ、チート野郎でありますか。……はぁ。了解したであります」
葛城はHCを切ってから、紫月に言う。
「忍者さん、クレイモア地雷、あぁいや、失礼。只って持ってるでありますか?」
「そこ訂正する必要ないでしょう」
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