ハルカ「4回めリアをお届けするのです!」
コハク「ついに折り返し地点を過ぎました」
リシア「折り返しを迎えてついに定員割れしたわね!」
コハク「いきなり辛辣だね……」
リシア「今回からLC人数制限なんて入れて、さぞかし怒られるんじゃないかと怯えてたマスターがどっかにいたけど、誰も全然文句言わなかったわね!」
ハルカ「みんな優しいのです」
コハク「ご理解とご協力ありがとうございます。不甲斐ないマスターでごめんなさい」
ハルカ「ところで今回、各舞台の位置関係が今いちよくわからない、というご意見があったのです」
リシア「地図を見ればいいじゃない!」
ハルカ「地図です?」
コハク「画面上部にアイコンが並んでいるよね。
一番右の「外へ」をクリックすると、シャンバラ地方のワールドマップが見れるよ」
ハルカ「こんなところに地図があったですか」
リシア「これより細かい地図はマスターも持ってないらしいから、まあシチュエイションというか、何となくというか、適当でいいんじゃない?」
コハク「……セレスタインが載ってない……」
リシア「そんな最果ての忘れられた島なんて載ってるわけないでしょ!
そんなことよりあんた達、キャンペーンシナリオのメインNPCのくせに、NPC登録しないの?」
ハルカ「NPC登録?」
リシア「ステータス画面とか見れるやつ」
ハルカ「でも、ハルカまだ学校に入ってないので、登録できないのです」
コハク「僕も学生じゃないし……パートナーもいないし……」
リシア「そんなあんた達の為にあたしが解決策を聞いてきてあげたわ! これですぐにでもNPC登録ができるわよ!」
ハルカ「わあ! そしたらののさんとかみっちゃんとかヒーローさんとかくまさんとかみんなに『大好き』ってつけられるです!」
コハク「関連付けに”大好き”ってあったかな……?」
リシア「てゆーかみっちゃんて誰よ?」
ハルカ「お守りくれたのです」
コハク「………………みっちゃん?」
ハルカ「わくわくどうすれば登録できるです?」
リシア「パラ実は編入試験も何もなくて、「自分はパラ実生だ」と名乗った瞬間からパラ実生徒になれるらしいわよ。
あんたらパラ実生になればいいじゃない。はい問題解決。NPC登録できるわよ!」
ハルカ「ハルカ魔法使いじゃなくてヤンキーになるですか?」
リシア「いいじゃん。あんたと一緒にいるパラ実のどっかんバストの女も大喜びで後輩の面倒みてくれるんじゃないの?」
ハルカ「どっかんバスト」
コハク「どっかんバスト」
ハルカ「レベさんのことです?」
コハク「……お、怒られるよ……」
リシア「胸の大きさじゃ負けるけど露出は勝ってるわ!
あんたも、パートナーなんて周りに大勢いる奴らの誰かのLCになればいいじゃない。
2人でも3人でも契約できるんでしょ?」
コハク「……えっ」
リシア「! あら今一瞬ドキッとかしたわね!
何よ何よ、誰の顔を思い浮かべたの今! ドーナツの君? 誰だかに似てるとかって慕ってる年上? 同い年のダチ? それとも」
コハク「う、え、えーと……」
ハルカ「そういうさぞくさんはNPC登録しないです? 契約して誰かのパートナーになればいいです」
リシア「は? 冗談、あたしは地球人となんか契約しないわよ! てゆーか砂賊言うな!!
それよりコハク! ほら白状しなさいよ誰にホの字よ!?」
コハク「……う、うううう、わああぁぁぁぁ」
ハルカ「……逃げちゃったのです」
リシア「ちっ ひ弱な」
ハルカ「コハクいなくなっちゃったので、また次回なのです」
リシア「あたしがいるじゃんよ」
ハルカ「よかったらまた、次のリアでお会いするのです!」
リシア「無視すんな!」
ハルカ「ホの字って言い方は古いのです」
リシア「余計なところに突っ込むな!!」