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新米冒険者のちょっと多忙な日々

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新米冒険者のちょっと多忙な日々

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■終幕:いまだ遠い世界

 一通りの依頼を終えて学園に戻った東雲姉弟は口を開いた。
「怖かったね」
「あの女……次に会ったらただじゃおかないわ」
「あはは、実力差が違いすぎるから遊ばれて終わりだと思うけど」
「――強くなりたいわ」
 風里は言うとため息を吐いた。
 そうだ、と優里は何か思いついたように風里を見る。
「みんなには助けられたから今度何かお礼しようよ」
「お礼、ねえ……」
 考えながら歩く二人が学内掲示板の前に辿り着いたとき、一枚のチラシを見つけた。
「これは面白そうね」
 そこには『春の新人歓迎武闘大会参加のお知らせ』と書かれていた。
 参加資格は学園に所属していること、それだけであった。
 武器の使用は自由のようだ。
「参加するの?」
「ペアとソロの二つ、どちらで参加するか悩むわね」
 二人は配布用のチラシを手に取りその場を後にした。
 彼らのパラミタでの生活はまだ続く。


担当マスターより

▼担当マスター

砂鳥

▼マスターコメント

 お初にお目にかかりました。
 そうでない方はお久しぶりです。砂鳥です。
 
 公開が遅れてしまい参加者の皆さまには大変なご迷惑をおかけしてしまい、誠に申し訳ありませんでした。
 この場を借りて心からお詫び申し上げます。……これ二度目ですね。本当に悪いと思ってるのかよと自分で考えてしまいます。

 さておき、駆け出し冒険者のNPCたちの育成をMC/LCたちがするというコンセプトのシナリオ第二弾でしたがいかがだったでしょうか?
 今回の訓練で優里は短剣をメインに、優里は槍をメインに使うようになってきた様子ですね。
 パルクールの訓練も行ったので次回辺りは地形を生かした戦い方や移動をしてくれることでしょう。

 ではまた次回のシナリオでお会いできることを楽しみにしております。
 このたびはご参加いただきありがとうございました。