校長室
【蒼フロ3周年記念】インタビュー・ウィズ・コントラクター・スペシャル
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25)シリウス・バイナリスタ(しりうす・ばいなりすた) シリウス・バイナリスタ(しりうす・ばいなりすた)は、 パートナーの リーブラ・オルタナティヴ(りーぶら・おるたなてぃぶ)と サビク・オルタナティヴ(さびく・おるたなてぃぶ)とともにスタジオに現れた。 「トッドさん久しぶり! 半年ぶり2回目のシリウスだ、よろしくな」 「おひさしぶりです。 今回もたくさん質問いただいてるので、 よろしくお願いしますね」 「よし、サクサク頼むぜ!」 「まず、 アキラ・セイルーンさんの質問です。 「これまでの活動を振り返り、一番印象に残っている出来事は?」 「俺僕私がおススメする冒険譚(シナリオ)はこれだ!」 それぞれお願いします」 「印象に残ってるのは、 オレがミルザムでシャンバラ女王だと言われた……という夢を見た話? いやマジで女王まで何処から出てきたんだろうな……妙にリアルな夢だった……」 「まあ、面白い!」 「おすすめなのは、 一連の『聖戦のオラトリオ』事件かな。 オレが関わったのは第二世代イコン開発(転生)の辺りからだけど、 色々世界やイコンに関して興味深い話だったぜ」 「なるほど、地球とパラミタの関係についても考えさせられる事件ですね」 シリウスの発言に、トッドさんがうなずく。 そして、サビクが付け加える。 「シリウスのに加えて『全力! 海辺の大防衛線!』事件もあげとこうか。 ま、信じちゃもらえない話だろうけどね……」 サビクはそう言って、クスリと笑った。 「次に瀬山 裕輝さんの質問です。 『僕私のおススメ又は自慢したいアイテムやスキル〜』 とのことです」 「自慢できるっていうと難しいなぁ…… リーブラの『対星剣・オルタナティヴ7』とか? サビクの与太話だと星剣に対抗できる最終兵器だってけど実際どうなんだ?」 シリウスに話を振られて、リーブラ本人が慌てる。 「きょ、強力になったのは確かですけれど…… ティセラお姉さまに剣を向けるなんてできませんし……そこまでは、ちょっと」 「ボクはボクの知ってることを言った。 それを信じるかはキミら……と、会場のみんな次第さ。どう思う?」 サビクの発言に、スタジオがざわざわする。 リーブラ本人は、困惑しているようだったが。 「では、次は、国頭 武尊さんからのご質問です。 異種族との恋愛や結婚について、 「地球出身の出演者全員」にどう考えているか答えて貰いたい ということです」 「好きだけど種族がとか身分がとか言ってる恋なんてのは、所詮その程度だと思うぜ。 そういうのさえどうでもいいってのが恋ってもんじゃねぇか?」 「シリウスさんらしい、情熱的なお答えですね。 次の質問です。 青葉 旭さんからです。 キミの根源的な行動原則は、 どの集団(国や宗教等)の法律・規則や習慣・風習に根ざしている? また、その行動原則とシャンバラの法律・規則や 習慣・風習が異なる場合はどちらにしたがって行動する?」 「わざわざ犯罪するメリットはねーし、 いやがる知り合いも多いから、普段は郷に従ってるな。 必要なら幾らでも無法になるけど」 「……と、いっていますけど多分できませんから、ご安心くださいな。 優しすぎますもの、シリウスは」 リーブラがにっこり笑っていい、シリウスが頭をかいた。 それを見て、トッドさんがくすりと笑った。 「次に、 リイム・クローバー(りいむ・くろーばー)さんからです。 皆様は夢のために誰かと争う事をどう思いまふか? 相手を打ち負かし、そして自分の道を進むのは果たしていいことなんでふか? とのことです」 「これは、 ピュリア・アルブムの質問、 「アイドル活動の中で嬉しかったことや苦労したこと、 またアイドルとして心がけていることなどがあったら教えてください」 にも通じる答えだが……。 問題ねぇ。 両方大事に思うなら両方とりに行け。 物でも仲間でも思い出でも、 欲しいものは手に入れにいけ、手にしたら絶対手放すな。なんでもだ! ……少なくともオレはそうやって生きてきたし、これからもそのつもりだ」 「頼もしいエールをありがとうございました! では、次にリーブラさん。 本郷 翔さんの質問です。 もし、あなたに子供が出来たとして、めざすべき目標として、紹介したい人はいますか?」 「想像するのも難しいですけれど……ティセラお姉さまには、多分お見せしに行くと思いますわ」 リーブラは穏やかに微笑した。 「では、お三方に質問です。 あなたの大切な方はどなたですか? その方について、そして、どう思っていらっしゃるか、 なるべく具体的に教えてくださらない?」 「誰か一人……と言われたらリーブラかな」 「ティセラお姉さま……シリウス……選べと言われますと……難しいですわ……」 シリウスがリーブラに視線を送り、リーブラが視線をさまよわせる。 「ボクは……いや、やめとこう。その人にとって迷惑にしかならないしね」 サビクは、そう言って答えをはぐらかせた。 「では、次の質問です。 あなたの将来の目標はなんですか? それに向けて、今、どのような努力をされていらっしゃいますか? まだはっきりしない、漠然としたことでもかまいません」 「直近の目標は教員免許? まぁやりたいように生きるさ、これからもな」 百合園女学院の専攻科で勉強しているリーブラが言った。 「今はお姉さまのお力になれれば……と、思っています。 まずは専攻を収めることからですわね」 女官の勉強をしているリーブラも答える。 「では、最後の質問です」 【ななな光】マグ・メル地方終了のお知らせ シリウスが口に含んだアイスコーヒーを盛大に吹いた。 「シリウスさんは超国家神として、 マグ・メル地方を滅ぼしたことがあるんですよね。 この件について、詳しく聞かせてくださらない?」 「え、あの件? いや実はちょっと記憶曖昧なんだよな…… 急に何でもできる気がして、ちょっと力入れたらどっかーんと……」 「それが神の力なんだって…… キミと言い地球人は神ってものを舐めすぎてるんだよ! いいかい、パラミタの神ってもんはだね……」 シリウスにサビクがお説教を始める。 「いやー、でも、結局、なんとかなったわけだし……」 「だから、それが軽く考えすぎなんだよ!」 「いろいろと面白い経験をされているシリウスさんですが、 今回もお話楽しかったわ」 「ああ、オレも楽しかったよ」 「またお会いできるといいですわね」 「って、面白い経験ですませるの!? トッドさん、すごいね!?」