リアクション
マイブーム紹介コーナー
「おいしい話が出ましたので、続いてのコーナーはこれいってみましょう。マイブーム紹介のコーナー!
さて、最初のお便りは
氷の精霊さんからです。
わたしの最近のマイブームは『焼き芋』だよ。アルミホイルで包んで焚き火で焼いたホカホカの『焼き芋』がスゴク美味しいよ! 特に焦げてるお芋の皮の所を食べると香ばしくて、とっても美味だよ!
うわっ、すっごく美味しそうですね。
そういえば、そろそろ空京の大通りにも焼き芋屋さんの屋台が現れるころですね。
放送局に来るときに、必ず買うんですよ。深夜放送は冷えますから、この熱々の焼き芋が美味しいんですよね。
みなさんも見かけたら食べてみてくださいね、美味しいですよー。
あっ、でも、私の分は残しておいてくださいよー」
「あっ! 今回もわたしのハガキ読まれたよ! コメントも貰えたよ! スゴク嬉しいよ!」
「よかったですわね、ノーン」
自分のハガキが読まれて大喜びするノーン・クリスタリアに、保護者然としたニコニコ笑顔でエリシア・ボックが言いました。
「うんうん、料理の参考になりますわ」
「いや、焼き芋だろ。料理も何もないと思うぜ」
自分のレシピにはまだ焼き芋はないなと思うイコナ・ユア・クックブックに、源鉄心が素っ気なく言いました。
「そんなことではだめですわ。焼き芋一つとっても、温度とか、焼き方一つでもの凄く甘くすることができるのですよ。今度食べさせてあげます」
「わあ、楽しみです」
力説するイコナ・ユア・クックブックに、棚ぼた式に焼き芋が食べられるとティー・ティーが喜びました。
★ ★ ★
「お芋も美味しそうですけれど、秋といえばキノコも忘れてはいけません。
次は、そんなキノコのお便りを二通続けていきます。
最初は、
お役立ちすぎて困るくらいの魔道書さんから。
こんにちは。もうすっかり秋ですね。
秋といえば読書と食欲の秋…う、運動は良いのです。
シャンバラでは、一大キノコ狩りブームが起こって
狩りつくされてキノコが消えた山もあるという話も聞きました。
でも実際は取っても取っても湧いてくるようです…自然の神秘ですね。
わたくし達も、採れたキノコは美味しく頂きました。
他にもさんま…栗…色々ありますね。
シャレードさんは秋といえば何を思い浮かべます?
好きな食べ物、好きな本もあったら教えてくださいね。
こちらは、
匿名希望さんからです。
秋も深まり出して来た昨今、わたし達の仲間内ではキノコ狩りが一時ブームになっていたのでございます。珍しいキノコというものは見れなかったのでございますけれど、何百本とおいしそうなキノコがあったのでございます。でも、まぼろしのキノコと言われた一品を……一目見てみたかったのは心残りではございます
今年は、本当にキノコブームだったようですね。
なんでも、新しい品種とか、幻のキノコと呼ばれる物がたくさん見つかったそうです。
匿名希望さんはそういうキノコと遭遇できなかったようですけれど、また来年頑張って見つけてくださいね。
たとえキノコが見つからなくても、魔道書さんの言うように、秋はサンマとか栗とか、色々な秋の味覚がありますから。でも、食べ過ぎちゃうと体重が……。
これだけはなんとかなりませんかねえ……」
「ああ、どれもおいしそうだよね」
「うんうん」
またもやよだれが溢れ出てくるノーン・クリスタリアに、エリシア・ボックがうなずきました。
「これは、一つ秋の味覚を買い集めて、ドーンとパーティーでもするしかありませんわ。もちろん、買い出しにはあれの財布を使いますわよ。これで、バッチリですわ」
ちょっとよからぬ企みをいだいて、エリシア・ボックが目を輝かせました。
★ ★ ★
「続いては、
氷山の高嶺の花さんのお手紙……というよりは、これは観察日記ですね。
ドスケベ観察日記コーナーへ投稿。
観察対象:PN:恋愛相手募集中!さん
観察結果:
10月1日、パンティートラップ設置。
まんまと引っかかって車に轢かれた。
10月4日、仮装してわざとナンパされ、深海に誘導させて、
サメに追われるシーンを楽しむ。
10月8日、女の子の着替えを覗いている所に、
彼の合成音声を最大音量で再生し、居場所をばらして、
フルボッコされてるシーンを楽しむ。
いい結果だったわ。うふふ・・・
誰!? この手紙選んだの。完全にストーカーですよね、これは。
ああ、そういえば、恋愛相手募集中!さんって、少し前にコスプレ用のコスチュームをまとめ買いした人ですよね。
なんだか、いろいろと酷い目に遭っているようですねー。まあ、半分以上自業自得かもしれませんが。
でも、さすがにこれはちょっと不憫に思えてきました」
「うんうん、さすがにこれは酷いよね」
カレン・クレスティアが、シャレード・ムーンに同意しました。
「いったい、誰を観察したのであろうな」
不幸の主を観察しようと、ジュレール・リーヴェンディがキョロキョロと周囲を見回しました。
★ ★ ★
「さて、公開録音もそろそろお別れの時間が近づいてきました。
三通、連続で行きます。
最初は
匿名希望さん。
とうとう今度は公開録音ですか〜、おめでとうございます。観に往きたいですね〜。……って事は、その内……公開生放送、でしょうか?是非とも其方も聴きに往きたいですね〜。スタッフさん達、頑張って下さい。
こちらも、別の
匿名希望さんから。
入場券を希望して送ったハガキには何の便りもなくて、公開日はせまってきますし、最近ちょっと残念に思っていたのですわ。そしたら、パートナーも送っていたらしくって……そちらには入場券が届いていたそうですわ。公開録音を聞きにいくのが楽しみですわ
最後のお便りは、ペンネーム、
夢は立派な魔法使いさん。
シャレさん、こんばんは。そして、こんにちは。公開放送開催おめでとうございます!
少し前の放送の『教えてコーナー』で公開録音の話題が出て気になっていましたが、
思ったよりも早く実現して、驚くと共に嬉しく思っています!
前回の放送を聞いた次の日に、さっそく参加申込をしようと思ったら、
同じくリスナーの友人が私より早く申し込んでてびっくりなんてことがありました。
録音はお昼なので、いつもは深夜だから眠ってしまう人も安心とのことですが、
間近でシャレさんの甘い声と優しい語りを聞いていたらつい夢見心地になってしまいそうですねー。
ともあれ、無事に参加できてたら、友人ともども会場の片隅から応援させて頂きますっ
公開生放送もいいですねえ。また、こういう場を持てると嬉しいです。
みなさんも、今日はパラミタの各地から集まっていただき、ありがとうございました。
みんなー、楽しんでもらえたー!」
「はーい!!」
シャレード・ムーンの言葉に、会場に集まった人たちが一斉に手を振って応えました。