イルミンスール魔法学校へ

シャンバラ教導団

校長室

百合園女学院へ

全力! 海辺の大防衛線!

リアクション公開中!

全力! 海辺の大防衛線!
全力! 海辺の大防衛線! 全力! 海辺の大防衛線! 全力! 海辺の大防衛線!

リアクション

 最後のドラゴン。対するはルカルカ・ルー(るかるか・るー)カルキノス・シュトロエンデ(かるきのす・しゅとろえんで)ダリル・ガイザック(だりる・がいざっく)夏侯 淵(かこう・えん)火村 加夜(ひむら・かや)山葉 涼司(やまは・りょうじ)
「さぁ、これで最後の一体だ! 気合入れていくぞ!」
「楽しく踊ろうね♪」
「援護の方はバッチリ任せてください」
「……やっとこいつを使えるってわけだな……!」
「カルキ、張り切っておるな」
 一人なにやら闘志を燃やしているカルキに声をかける淵。
「おうよ! 英雄職の奥義を放つ機会は二度とねぇかもしれんからな!」
「いや、機会はまたあろうが……」
「グラシナはいつもダリルが行くから、俺達が奥義を出せねぇんだよ!」
「メタい話はやめぬかっ!!」
「おっと、お出ましだぜ!」
 そんな話をしているうちにドラゴン達がやってくる。それを見てカルキが『空飛ぶ魔法↑↑』を全員にかける。
「ダリル!」
 ダリルが『ブライドオブブレイド』を構える。それを媒体に数日前から用意していた『メテオスウォーム』を起動。
「敵軍が遠いうちに最大多数を巻き込む。海辺の地形が変わっても構わん……一気に行くぞ」
 そして空より隕石が降ってくる。それも数え切れないほど。その光景はまさに流星群と呼ぶに相応しいほど。その隕石が次々と飛来してくるドラゴンを撃ち落す。
 隕石を回避したドラゴン達がどんどんと浅瀬へと降り立ってくる。
「ふん、知能の欠片もねぇ竜が……!」
 カルキが『ドラゴンアーツ』のパワーを乗せた『双龍刀』、『七曜拳』でドラゴン達を斬り刻む。
「おめぇら見てるとむかっパラ立つんだよ!」
 そして、ドラゴン達を挑発。どんどん向かってくるドラゴン。
「本当の竜族ってのはなぁ……」
 カルキが構える。
「こういう芸当が出来てこそだ!!」
 そして放つのは『震天駭地』。カルキが拳を地面に叩きつけると海が真っ二つに割れる。それを見て、恐れおののくドラゴン達。
「行くぜ!」
「了解!」
 それを見て涼司、ルカルカ、加夜、ダリルが前へ
「合わせろよ?」
「そっちこそね♪」
 ルカルカと涼司が『梟雄剣ヴァルザドーン』を持ち、ダンスを踊るかのように二人で剣を振るう。息の合った攻撃は互いの死角を潰し、敵を一瞬にしてなぎ払う。
「行きます!」
 そこに加夜の『ヒュプノスの声』でドラゴン達がを眠らせ、一切の攻撃を受けず、斬り倒す二人。
「ばいばい」
 眠りの耐性を持ったドラゴンがいたとしても、ルカルカが素早く接近。『ドラゴンアーツ』のパワーを乗せた『アナイアレーション』で一撃で葬る。
「合わせてくれ」
「分かりました!」
 ダリルと加夜、二人による『天の炎』がルカルカ達の届かない敵を灰塵へと化す。
「邪魔だぜ」
 涼司も『アナイアレーション』を使い、一撃で敵を葬る。
「俺も負けてられねぇな!」
 カルキも『七曜拳』でフルボッコタイム。
 そして、最後の敵。今までに無いぐらいの大きさを誇るドラゴン。
「こいつでラストだ」
「さぁ行くよ!」
 ルカルカが『クライ・ハヴォック』で強化。そして、『ヴァンダリズム』を発動。そのまま左右に分かれる二人。
「左から来るぞ」
「涼司くん、右から来ます!」
 ダリルと加夜が『行動予測』でそれぞれに相手の動きを伝える。
「よっ!」
「あたらねぇよ!」
 二人はドラゴンの爪を回避。そのまま、ドラゴンへ攻撃を加えながら駆け上がる。そこにドラゴンがブレスの動作。
「させませんよ!」
 加夜がつかさず『神の審判』でドラゴンにダメージを与えつつ動きを封じる。二人が頭部に到着したときにはすでにずたぼろのドラゴン。
「飛べっ!」
「了解!」
 二人が同時にドラゴンの真上に飛ぶ。
「おっしゃ! 俺様もやるぜ!」
 そして、ドラゴンの懐ではカルキが二人に合わせて跳躍していた。
「これで終わりだ! 最凶と最終の力、見せてやるぜ!!」
 カルキも急所目掛け『龍飛翔突』を繰り出す。
「龍の牙は食い込むぜぇ!!」
「その身に伝説を刻んでナラカに帰れ!!」
 涼司とルカルカによるドラゴンの頭部向けての『アナイアレーション』。その渾身の一撃に、ドラゴンの身体が傾いていく。
「よっと!」
 そのまま落下して行く涼司の手を取り、安全な場所まで飛行するルカルカ。ダリルの方も加夜を抱え離脱。大きな音とともにドラゴンが地へと伏した。

「ほらそこ、キリキリ隕石運べ!」
 戦闘後。淵の指示の下、メンバー達は浜の復旧をしていた。
「なんで俺まで……」
 愚痴る涼司。
「なんでもなにも、地形を変えるほど暴れていたのは御主らだろう。ならば、復旧作業を手伝うもの当然のことだ」
「あはは……まぁ、仕方ありませんね」
「まさかルカまでやらされるとは思って無かったよ……」
「しかもダリルの奴、いつの間にかいねぇし……」
 先ほどドラゴンを倒したメンバーと淵の『ドッグズ・オブ・ウォー』によって雇われた傭兵達がせっせと復旧作業に勤しんでいた。
「ほら、喋っている暇があったら体を動かさぬか!」
「全く面倒な限りだぜ……」
「ねぇ、涼司くん」
 未だ愚痴っている涼司へこっそりと近付く、加夜。
「でしたら、このまま抜け出してデートに行きませんか? 最近あまりデートできてませんし……」
「……なるほど、それは良い考えだな……。その考え乗るぜ」
「本当ですか……?」
「当たり前だ。それじゃ、早速デートとしゃれ込むとしようぜ」
「はい……!」
 こうして、メンバー達は無事にナラカの軍勢たちを倒し、平和を守りきった。


担当マスターより

▼担当マスター

瓜生和希

▼マスターコメント

皆様、お久しぶりです! 初めましての方は初めまして! 瓜生和希です!
前回は体調不良で代筆となり、色々な方にご迷惑をおかけしてしまいました……。けど、今回は何事も無く書き終えることが出来て自分自身ホッとしております。

さて、今回のシナリオはいかがだったでしょうか? 特に何も縛られずに盛大にバトルをする! ということで思いっきり皆さんでバトルさせていただきました

制約がないバトルモノということで皆さん。様々なアクションをされていました。ガチでバトルする人やネタだった人まで、多種多様で見てて楽しかったです。
なので、まじめにバトルしているところやネタ的なバトルしてる場所まで色々とあると思います。

後は……いつもお決まりの謝罪ばかりになりますが……(本当に謝罪ばかりですみません……)
色々とアクションがあった分、自分も結構楽しく、かつ好き勝手に色々とやらせていただいています。読みにくかったらすみません……。
「ここ、なんか地理ゆがんでない?」とか「このキャラいつの間に瞬間移動したの?」とか色々とおかしかったりするかも知れません……。
ページ毎に文字数がすごくばらばらで申し訳ありません……。こういう戦闘だけだと何処で切ったら良いかなかなか判別できませんでした……。
そして、一部漢字が変換されず、カタカナ表記になっている場所があります。これは本当に申し訳ありません……。


まぁ、そういうのを抜きにして、皆さんに楽しんでいただけたらなと思います!

当シナリオに参加していただきありがとうございました! 機会があればまたお会いしましょう!