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終章 CODA 

「ぼっちゃま、眠ったクマ?」
 レニの寝室から出て来たポー爺に、ミーシャがそっと声をかけた。
 ポー爺は微笑んで頷いた。
「お疲れになったのでしょう。今日はいろいろありましたから」
 ミーシャが口元に手を当てて笑う。
「ホント、いろいろあったクマね」
 閉めかけたドアを細く開けて、ミーシャが中を覗き込む。
 ベッドの中で、今日もらったプレゼントに埋もれるようにしてレニが眠っている。
 ここからでは、その表情は見えないが……

 ……それは、きっと幸せな寝顔に違いない。

 二人は音を立てないように、そっとドアを閉じた。


 おしまい。

担当マスターより

▼担当マスター

寒月堂

▼マスターコメント

こんにちは、寒月堂です。今回は、ご参加&ご拝読ありがとうございました!

さて。
今回も……宴会でした。
混沌でしたが、あまり退廃ではなかったような。
触手ちゃんがあまりカッコ良く活躍?させられなかった事が心残りです。

それにしても、困ったわがままっ子に、皆さんすごく優しくて感激でした。
優しくされすぎて本人の思考がふっとぶ勢いでした。
これで心を入れ替えて、今後はもう少し世のため人のために働いてくれればいいんですけど。
本人もですが、ポー爺とミーシャがすごく幸せだった気がします。
本当に、ありがとうございました!

さてさて。

皆さんにも楽しんでいただけていたら、嬉しいのですが。

それでは、また次回があることを祈りつつ……。