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マレーナさんと僕(1回目/全3回)

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マレーナさんと僕(1回目/全3回)

リアクション

 
 Scene6.夜は更けて……
 
 深夜――。
 キヨシは月明りを頼りに、ひとり静かに手紙を書いていた。
 
「拝啓、兄さん」から始まるそれは、以下のようなものであった。

 この下宿は風変わりだけど、とても楽しくて、
 だからいつか兄さんにも、一度遊びに来てもらいたいです。
 美しい管理人さんもいて……

「……ドージェかぁー」
 キヨシは寝転がって、天井を見上げた。
 それは立派な星空が広がっている。
「管理人さんは、僕の初恋の人だってことだよな……」
 でも、歩さんも守らなくちゃな。
「マレーナさんに誤解されるかな?」
 純情青年のキヨシに悩みは尽きない。
 第一、のぞきの一件で、歩にすら白い目を向けられている始末だ。
「先が思いやられるなぁ……」
 はあ、と溜め息をついて、キヨシは床に潜り込むのであった。
 

 完了

担当マスターより

▼担当マスター

大里 佳呆

▼マスターコメント

美しき未亡人の下宿での1日はいかがでしたでしょうか?

今回のマレーナとの信頼関係や、下宿の部屋割り、下宿での設定等は、2回目以降のシナリオにも反映されます。
またマスターページへのご要望を受けて、「下宿周辺のマップの掲載」については、次回シナリオガイド発表時に掲示させて頂きます。

それでは、またのお越しをお待ち申し上げております。
ご協力頂きました栗田様に、深く感謝をしつつ。

※3月31日:修正させて頂きました。