参加者の皆様お疲れ様でした。そしてありがとうございました。
ガイドの時点で平行世界版の双子の名前は無かったのですが、リアクションにて不便だったためヒスナとキスナと名前を入れました。
その二人と絡んで頂いたり大切な誰かと過ごして頂いたり賑やかに盛り上げて頂いたりと皆様のアクションを楽しみながら書かせて頂きました。
そして、調査員の方々のおかげで何やら不穏な事が起きる事が判明し、エリザベートが慌ただしく動き始めました。イルミンスールは本日も大変です。
下記からはリアクション最後に登場しました本日収集して頂いた情報の報告書となります。
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【平行世界からの映像データについて】
■映像の撮影者・送り主について
姿は未確認、声は感情が無いかのような淡々としたもの。サイコメトリによる読み取り調査にて撮影者と送り主は同一人物である事が証明された(大図書館にて調査員が撮影者が自ら正体を記したという書物を発見した。書物は現在分析中)。
■手紙について
(映像)
シャンバラ教導団、金鋭峰に渡された手紙だが、映像では内容の確認は不明。
(現実)
当校の校長宛に届き、中身を確認したが内容は、校長達の意向により伏せされている。
校長の言動から何らかの危機を伝えるものである事は確かな模様。おそらく、「同化」というものが関わっており、今回の贈り物もそこに起因する模様。
内容については校長により、他校に知らされた。
■物品から読み取った内容について(視点は全て撮影者である)
・カード
「これを見れば貴方達は平行世界があると知り準備をしてくれるだろう」(カード封入の際)
・リスト
「貴方達鑑賞者が馴染みが持てるように同じ年齢か確かめておいた」
・USB
「平行世界のそれぞれの学校には警告を送ったのでこちらの世界は貴方達に任せる」
・書物
「貴方達がこれを見れば自分について知る事が出来るだろう、発見されてもされなくても構わないのだが」(本を置きながらであり時期は映像が届く前)
上記により、こちらが読み取る事を念頭に伝言を残した事が明白である。
そして、書物の読み取りにより、以前ここに来た事があるらしい事が判明し、映像を送った方法は本と同じ方法(こちらに来訪したか物だけを転送したかは不明)である可能性が高い。
伝言以外、読み取れない事から現在イルミンスールを騒がしている正体不明の魔術師との類似性を感じる調査員あり。警戒が必要。
■付属品について
カードやラッピングに使用された包みは普通の文具店で購入可能な物。
媒体であるUSBは普通の家電店で購入可能な安物。
媒体の容量を遙かに超えた映像が入っていたが、映像自体に圧縮した形跡や魔法の気配は無し。調査員の推測によると撮影機器に何らかの工夫がある可能性が高い。
映像ファイルは年以外は同じであったり別だったりとばらばらの模様。ファイル作成者は全て撮影日になっている。
■その他
上映会終了後、調査員により現在当校が保管し、調査中である名も無き旅団の手記を発見した。黒表紙である。
ただし、平行世界に存在する理由は不明。仮定として下記が挙げられる。
・何らかの方法でこちらから送られた。
・平行世界に旅団が存在する。
現在、確認する手段は無いため一時保留。
今回、収集された情報の確認作業は現在も続行中だが、報告は以上である。
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