天御柱学院は発掘されたサロゲート・エイコーン(イコン)を研究し、いち早く運用を始めていました。
イーグリットは接近戦型の機体であり、機動性に優れています。
ビームサーベル、ビームライフルを標準装備しており、白兵戦において最もその力を発揮します。
接近戦型のイーグリットに対し、コームラントは大型ビームキャノンを標準装備した射撃戦型の機体です。
長距離射程による援護、牽制に優れています。
2021年に入り、第2世代機がその姿を現しました。ブルースロートは、1万年前に造られた一対の原初のイコンの片割れ、
【白金】のナイチンゲールを元に開発された機体です。
エネルギーシールドの展開や敵機体へのジャミング、高いステルス性と、防御特化型の電子戦機、あるいは支援機となっています。
それら全てを使いこなすためには、パイロットに高い情報処理能力が必要となります。
また、試作段階ではビームライフルが攻撃兵装でしたが、実用化の際に大型ビームキャノンに切り替えられました。
ジェファルコンは、防御特化のブルースロートと対になる攻撃型の機体であり、
加工した浮遊機晶石による新型フロートユニット・通常の機晶石を利用した補助動力・そして機体の動力炉と、
三つの機晶石が使用された「トリニティ・システム」が採用されています。
それによって従来のイコンを大幅に上回る性能を誇りますが、乗りこなすには高い技術が必要となります。
なお、ジェファルコンを超えるような機体が実用化されるには大きな技術革新が必要であり、第3世代機の開発には少なくともあと5年は必要だと言われています。
※第2世代機
Illustrator:藤島製1号
Illustrator:Ninjinkirai!?
Illustrator:岩間芯
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