前回に続き、大変遅れてしまい申し訳ありませんでした。第2回のリアクションをお届けいたします。
まずは業務連絡です。
●『光龍』部隊の方へ
『光龍』の運用についてですが、次回実戦投入より以下のローカルルールに従って判定します。
出力は低・中・高の三段階。低でも土塁を吹き飛ばす程度の威力があるため、屋内では使えません。また、PCが持っている光条兵器と違い、鎧を斬らずに中の人を斬るようなことはできません。通常の兵器同様、命中した場所にダメージが行きます。
出力低での使用1回につきSP3点、中なら5点、大なら10点を消費します。ちなみに10点分以上注ぎ込もうとすると砲が壊れます。《冠》装着者のSPが0になれば失神してしまいます(失神の判定に地球人パートナーのSPは合算されません)。
《冠》の使用には装着者・パートナー共に集中力が必要となるため、《冠》使用中にSPを回復して連続使用しようとした場合でも、装着者・パートナーのうち「音楽」の値が低い方の1/2(端数切捨て)と同じ回数までしか使うことが出来ません。また、一度SPが切れたり使用回数の上限が来ると、SPを回復しても6時間以上休息しなければ復帰はできません。
SPの回復については、1つの手段につき1回のみ有効とします。例えば、『SPリチャージ』と『SPルージュ』は重複して使えますが、『SPリチャージ』を何回使っても、1回分しか回復しません。
『光龍』部隊のPCは少尉待遇とし、運転及び砲手を機甲科のNPC一般生徒に依頼することができます。ただし、NPCに運転手・砲手以外のことをさせることは出来ません。また、《冠》装着者以外のLCや《冠》装着者ではないPCで運転手や砲手の希望者が居れば、そのような内容のアクションをかければ認めます。(他のプレイヤーのPCを運転手・砲手にする場合は、グループアクションとしてください)
『シャープシューター』『スプレーショット』などのスキルは、砲手が持っている場合に限り使用可能とします。NPC砲手は一応技能持ちですが、息をあわせるという点ではPCに劣ります。
●ヒポグリフ部隊の方へ
ヒポグリフは基本的に一人乗りで、鞍も一人乗り用しかありません。LCも参加させる場合、LCも一頭ずつヒポグリフを使うことが出来ます。
キャンペーンシナリオですので、前回及び今回に参加していなPCを次回以降にヒポグリフ部隊に参加させた場合、騎乗の習熟度に差をつけて判定します。前回から継続してヒポグリフ隊にいるPCは、次回からヒポグリフに乗って戦闘に参加することが出来ます。その場合、専用の軽量防具(ヘルメットと全身用プロテクター)を借りることが可能です。ただ、この防具をつけていても、高度が高ければ、転落すれば無事には済みませんのでご注意ください。
自分の乗るヒポグリフに名前をつけたい方は、次回以降アクションに記入して頂ければ反映いたします。
以下は判定関係の注意事項です。
個別に質問されたものもありますが、全体にアナウンスした方が良いと思われましたので、ここで一括して書きます。
まず、「アクションを書く時、天候を考慮に入れる必要はありますか?」というご質問があったのですが、私のシナリオでは、前回のリアクションやシナリオガイドに天候の情報がなければ、考慮に入れる必要はないと考えてかまいません。少なくとも、天候に関する情報が何もないのに、急に天気が悪くなって判定に不利になることはありえませんので、ご安心ください。ただし、この時期この地域ではこういう天候になることがあるよ、と言う情報がアクションを書く時点で提示されている場合は、アクションによっては考慮に入れる必要があります。
(今後もしも天候を操れるような魔法やアイテムが出た場合には、この限りではありません。また、『天候が変わるのを待って何かをする』というアクションをかけたい場合は、シナリオごと、アクションごとにケースバイケースの判断になると思われます)
これは以前にもどこかで書いたような気がするのですが、『禁猟区』は、レーダーのように敵の数や方向を正確に教えてくれるものではありません。危険が迫った時に予兆という形で教えてくれるものです。
機晶姫は短時間の空中移動は可能ですが、飛行機のように自由に空を飛ぶことはできません。自由設定に飛行機のような形をしている、飛行機に変形する、などと書いてあっても同じです。
アシッドミストで、アクションによって生成する酸の種類を指定することは出来ません(魔法の霧であって化学的なものではないので)。調節可能なのは濃度だけです。また、長時間に渡って継続的に霧を漂わせておくことは出来ません。霧吹きの霧のように、攻撃の時に一回だけ噴射するものとお考えください。野外か室内か等、場所的な条件で若干異なりますが、数秒経てば効果はなくなります。
煙幕ファンデーションは、広範囲に煙幕を張れるものではありません。人一人を隠せる程度です。
次回はいよいよ、鏖殺寺院と全面戦争です。参加をお待ちしております。