リアクション
★エピローグ
「それでは、結果の方を冬季ろくりんピック雪山モンスター狩り対決運営委員長の方から発表して頂きます!」
泪が進行し、運営委員長を務める老人が壇上に上がりマイクを取った。
――えー……この度冬季ろくりんピックの種目になった雪山モンスター狩り対決ですが。
――えー……まあ、これは地域住民との交流も兼ねておりまして。
――えー……契約者諸君に討伐依頼が出るようなモンスターを狩りつつ、えー、地域住民との交流も兼ねました。
――えー……そう言った趣旨で始まったわけですね。
――えー……この企画を立ち上げるにあたってですね……。
――えー……非常に多くの困難に立ち向かってきたわけでして……。
――えー……契約者諸君も、今回は狩りを通して多くの困難にぶちあたり、それを超えて成長してきたわけです。
――えー……そういった意味でこの大型モンスター狩りは有益であり、これからも継続していきたいと思うわけです。
――えー……なぜ冬にやるかと言いますとね、やはり寒い季節に、現代人は外に出ない。
――えー……我々が子供のころはね、雪を見ると皆はしゃいだものです。
――えー……ですから、そういうわけでですね、えー……。
「はい、夏休みや冬休み明けの校長先生並みのどうでもいい長話ありがとうございました。それでは、結果発表です!」
――東シャンバラチーム――
採取――40点!
小型モンスター――4点!
大型モンスター――200点!
合計244点!
――西シャンバラチーム――
採取50点――。
小型モンスター――144点!
大型モンスター900点!
合計1094点!
「以上の結果、244対1094点で、冬季ろくりんピック雪山モンスター狩り対決、勝者は――!」
――西シャンバラチーム!
こうして冬季ろくりんピック雪山モンスター狩り対決は幕を閉じた。
きっと次回の冬季ろくりんピックでは――。
それでは、それでは、それではッ――!
(おしまい)
皆様、お疲れ様でした。
今回で通算8作目と相成りました、せくです。
ろくりんピックの1つを担当でき、大変光栄でした。
しかしながら遅延公開となり、本当に申し訳ありません。本当に申し訳ありません。
私、せくは皆様に楽しんでいただけますよう願い、これをマスターコメントとし、この項を埋めさせていただきます。
また会える日を心からお待ちしています。
それでは、失礼します。
3月1日:一部修正を加え、リアクションを再提出させて頂きました。