リアクション
8 エリュシオン(首都・ユグドラシル)
「おおおおお! 着いた! 着いたぞー!」
長きにわたる、パラミタ大陸横断の旅。
ついにダークサイズはエリュシオンへと足を踏み入れた。
ダークサイズは、お互いにたたえ合ったり、朔とスカサハの手を握って、お礼を言ったり。
ダイソウは、ダークサイズの面々を集める。
「皆、長旅ご苦労だった。しかしここからが本番なのだ。せっかくたどり着けたのだ。なんとしても浮遊要塞ラピュマルを手に入れるのだ!」
ちょっと感慨深い気分もあって、幹部たちも、向日葵たちもついうなずく。
「私は、これからアスコルド大帝に会い、浮遊要塞購入の交渉をしてくる。各々、私が戻るまで自由に過ごすがよい」
ダイソウは、颯爽と朔を連れ、城へ向かおうとするが、
「あの、まだ申請しているところなので、大帝に謁見できるかどうかはまだ……」
「なに、そうなのか」
「あと、その服ではちょっと……」
ダイソウは朔に言われて、自分の格好の事を思い出す。
「そうだった。誰か、私の服を何とかしてくれ」
「ダイソウトウ……到着の感動が台無しだぜ……」
つづく
☆★☆★☆
次回予告
ついにエリュシオンに到着したダークサイズ。
ダイソウは、アスコルド大帝に謁見させてもらえるのか?
キャノン姉妹は、エリュシオン観光を楽しんじゃうのか?
向日葵は、ホントにダークサイズを邪魔する気があるのか?
浮遊要塞獲得のカギとなる、変わり者の老貴族は一体何者なのか?
ダークサイズ「蒼空の城ラピュマル」計画・後編
お楽しみに!!
最後までありがとうございました。大熊誠一郎です。
なんとかエリュシオンまでたどり着けて、本当にホッとしています。
今回は参加者とダイソウたちのやりとりが、奇跡的な連鎖を何度も起こして、ここまでお話を運んできました。
「これ無理じゃねえ?」と思ったらPC達の助けが入り、
「すんなりいきすぎじゃねえ?」と思ったら誰かの邪魔が入る。
「あ、ダイソウ服なくなちゃった。まいっか、このままいっちゃえ」とか
彼も、また多くの人と出会うことができました。
次は大きな問題を、みんなで乗り越えねば、ラピュマルを持ちかえることができません。
次回は後編。無事浮遊要塞を手に入れて、カリペロニアに凱旋できますでしょうか。
またお会いしましょう。
(今回は称号と個別コメントが少なめになってます。すみません><)
私信
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