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「アーデルハイト・アワー ワルプルギスの昼」最終回!
古王国時代からの長寿番組、
「アーデルハイト・アワー ワルプルギスの昼」。
アーデルハイト・ワルプルギス(あーでるはいと・わるぷるぎす)が司会を行い、
長年の応援に支えられてきたこの番組は、
盛大なフィナーレを迎えようとしていた。
しかし、デヘペロにより、
お茶の間に放映できない光景が繰り広げられていた。
ザンスカールの森の精 ざんすか(ざんすかーるのもりのせい・ざんすか)は、
嵐を起こすもの ティフォン(あらしをおこすもの・てぃふぉん)への惨敗をきっかけに、
独自の修行で「ロリババアクリッカー」を編み出していた。
「皆と協力して……分裂させまくった現在のアーデルハイトの数は!
551613112433125361662154315615461514250000000000000000000000000000000000体
ざんす!
72ケタの大台ざんす!
ちなみに10の68乗が1無量大数ざんす!
これだけいれば、さすがのデヘペロも食べきれないざんすよ!」
「ペロペロペロオオオオオオオオオオオオオオオウ!
その程度、あっという間に食いつくしてやるぜー!」
デヘペロはすごい勢いでアーデルハイトを食べまくった。
「くっ、まるでブラックホールざんす!
でも、皆の協力のおかげで、ある程度は時間稼ぎができるはずざんす!
アーデルハイトが食い尽くされる前に、
もっとアーデルハイトを増やすざんす!」
■
アーデルハイトは、
ざんすかと契約者たちにデヘペロを任せて、
自分は司会者としての責務を全うしようとする。
「それが、私の責任というものじゃ。
どんな滅茶苦茶な状態になっていても番組を続けねばならん!
たのんだぞ、みんな……!」
こうして、
人気コーナー「マジカルブッキング」が豪華ゲストとともに開始する。
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