Illustrator:KOTA/渡辺悟志
パラミタとは違う世界 ニルヴァーナに設立された学園です。
校長はニルヴァーナ人の生き残りラクシュミ(空京 たいむちゃん)で、元エリュシオン第七龍騎士団のヘクトルが教頭として彼女を補佐しています。
この学園の最大の特徴は、パラミタの各学やエリュシオンなど様々な組織に所属する者たちが協力し合って創設されたことにあります。
そのため多岐に渡る学部や学科、施設、カリキュラムが次々と生み出されており、今も成長を続けています。
学園には、大きな目的が二つあります。
一つは、遥か昔に滅び、“死んだ世界”となったニルヴァーナを開拓し、文明の光を取り戻させること。
そして、もう一つは滅びの危機に瀕しているパラミタ大陸を救う方法を手に入れることです。
生徒や教師はパラミタの学校に所属しながら創世学園に出向するという形を取っています。
現在、ニルヴァーナに眠る古代技術や質の良い機晶石を求めた多くの者が訪れ、各地に街が生まれ始めています。
“ニルヴァーナ フロンティアラッシュ”と呼ばれるこの現象の影響か、ニルヴァーナは徐々に自然の力も取り戻しつつあるようです。
そんな「開拓者」たちをニルヴァーナの様々な危険から守ることも、創世学園の生徒の重要な役目の一つとなっています。
生徒自身や教師自身が創り出した学校であるため、その校風は自由と開拓精神に溢れています。
また、パラミタの様々な組織に所属している者が集まっているため、非常にグローバルな雰囲気を持っています。
基本的に契約者の生徒が多いのですが、ニルヴァーナ フロンティアラッシュでニルヴァーナに移住してきた人々の中には、子供をニルヴァーナ創世学園に通わせているケースもあります。
ニルヴァーナ創世学園はニルヴァーナ大陸の南端に造られました。
また、この場所は『再廻の大地』の南端でもあります。
学園の傍には、ニルヴァーナへ到達するために開かれた『最初の回廊』があります。
この『回廊』を利用することで、膨大な距離を超え、パラミタ大陸の空に浮かぶ月の遺跡とニルヴァーナ大陸を行き来することができます。
また最近ではシャンバラの南西に浮かぶゴアドー島に、新たな回廊『ヴィムクティ』が開かれました。
こちらの回廊のニルヴァーナ側ゲートも再廻の大地に造られています。
現在、わざわざ月を経由せずに済むため、多くの人がヴィムクティの方を利用しています。
小等部6年間、中等部3年間、高等部3年間となっており、その後は大学部に所属することになります。
小中等部は基礎教養課程、高等部は専門課程というカリキュラムが組まれています。
大学部では学園のバックアップを受けた独自の活動が主となります。
また、パラミタの各校と単位を共有する制度があります。
創世学園は様々な学部学科が存在しています。これは「所属している者によって創られる」学園であるためです。
現在の学部・学科は下記の通りですが、今後も増えていく可能性があります。
Illustrator:たま☆る/渡辺悟志
様々な部活が存在していますが、学科・学部の活動に専念するケースが多いようです。
また学園を飛び出し、様々な土地で都市造りやインフラ整備、遺跡の調査、賞金首退治、ギフト探索などに励む者も多く居ます。
これら創世学園生たちの活動によって得られる成果は、ニルヴァーナの発展のみならず、パラミタ・地球の経済活動にも大きな影響を及ぼすことがあるため、世界中から注目されています。
ニルヴァーナ創世学園はパラミタの学校に所属したまま所属することが出来る学園です。
単位などを共有する制度もあるため、ニルヴァーナで冒険したり開拓したりしている生徒も安心して滞在することが出来ます。
※「転校」を行わなくてもニルヴァーナ創世学園に所属しているとすることが出来ます。
また、ゴアドー島の回廊が開いたことで、かなり行き来もしやすくなったため、普段の生活をどちらに置いても、どちらの学校生活にもほとんど支障はないようです。
ニルヴァーナには開拓のために移ってきた人々も多く、学園に子供を通わせている人も居るため、生徒は契約者ばかりとは限りません。