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リアクション
超ゴーレムと超ガーディアンに囲まれている透乃。
「た、大変です。加勢しませんと……っ」
「よーし、行くよっみんな!」
焔・友情・慈悲のワラシを浮かせる忍。
忍と同じように後方にいるヴァイスと眠りの竪琴とヒュプノスの声で補助をかけるノーン。
巨大にんじんを振り回している透乃。
―――ズガンッ
「加勢するぞ」
「うん? 一緒に戦ってくれるの?」
「よそ見しないでっ」
疾風迅雷で透乃と超ガーディアンの間に入るスプリングロンド。
しかし、ほとんど押されてしまっている。
「お義父さん!? よくもっ」
フラメンコを踊りながら敵の攻撃を避け、龍の波動を纏わせたスイーピースライサーで則天去私とレジェンドストライクを組み合わせた技―聖龍神楽―で壊れかけていた超ガーディアンを一掃したリアトリス。
「わぁぁ!」
「ぬぬぬさん!」
「超さん」
超ゴーレムに襲われているぬぬぬとオグラを助ける超人猿の超さん。
「うーさすが超勇者たちの墓を守ってるだけはあるね……」
「大丈夫? ぬぬぬちゃんにオグラちゃん」
「ちゃんはやめろって言ってるだろうが」
「じっとしててください。今、治療しますから」
あちこちに傷を作った二人に忍は慈悲のワラシで傷を癒していく。
「はぁぁぁ!」
則天去私とサイドワインダーを組み合わせた技で近くの石を蹴り飛ばす―龍爪神楽・光牙―で、リアトリスは残っていた超ゴーレムを倒した。
「ふぅ……さすがにあれだけうじゃうじゃ出てくると超魔王の武器を探せないじゃん」
戦闘後、息を整えていると透乃の爆弾発言に驚くぬぬぬたち。
「えっ」
「探せないという事は、まだ武器は手に入れてないんだな?」
「そうだよー。どんな武具が手に入るのかなー」
「そうか(……曇天の隠気で隠れている奴がいるが、今なにか仕掛けてくる事はなさそうだな)」
透乃がまだ武器を手に入れてない事を喜ぶぬぬぬたち。
隠れていた芽美を顕微眼―ナノサイト―で確認済みだが、それをぬぬぬ達に言う事はなかった。
「(あの眼帯を付けた人、もしかして)」
芽美はヴァイスの付けている眼帯をみて、ヤラシーの言葉を思い出す。
◇ ◇ ◇
「光勢力にデスアゾートの復活のため動いている人がいますわ。なんでも武器の方は誰が持つにしても誰かの所に集まっていた方が後々都合いいからとのことですわ」
「眼帯を付けた右目にある秘密があるのよ。それはね……」
◇ ◇ ◇
「(ふぅーん。彼があの、ねぇ)」
「あの……なんとなくですけれど、この奥にとてつもないオーラを発してるモノがあるみたいです」
芽美が物思いに深けこんでいると、忍が自信なさそうにトレジャーセンスに引っ掛かった感覚を伝えた。
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