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リアクション
地上まで流された一同。
倒れているのはキロス率いる闇勢力たち。
コアトルの近くには『ドSのカマイタチ』と『Kカウンター』がある。
まるでコアトルが引き寄せたかのように。
次々に意識を取り戻していくキロスたち。
全員が目を覚ます中、じっとドSのカマイタチを見るコアトル。
「どうしたコアトル」
「いや、宝箱を開いてからどうも気になって仕方が無いのだ。まぁ、こっちからは何も感じないがな」
ドSのカマイタチからは不思議な感覚があるが、Kカウンターからはとくに感じる者が無いと言うコアトル。
「もしやコアトル自身も超武器のひとつなのではないのか」
「え?」
「おまえ!」
いつの間にいたのかヴァイスがこのメンバーの中にいる。
「あー気にするな。オレはアゾートさんを復活させたいだけだ」
「なに、デスアゾードを復活させたいだと? ならなぜ向こうの勢力にいたんだよ」
「別にオレは超武器を1か所に集めたかっただけ。今回集まった超武器はここだし、ちびっこも水に流れるだけならそこまで心配しなくても良いかと思って水流に乗ってこっちへ来たんだ」
ヴァイスがなぜこちらにいるのか分かった所で、コアトルがドSのカマイタチに反応しているからとコアトルがその武器を持ってみると超武器とコアトルが輝きだした。
「ふむ。どうやら我と同調しているみたいだな」
闇の勢力は2つの超魔王の武器を手に入れた。
◇ ◇ ◇
気絶していたぬぬぬたちが目を覚ます。
「あの、皆さん大丈夫ですか?」
「うーちょっと水を飲んじゃった……」
水を飲んだくらいでどこも怪我がなかった面々。
「あーやっぱり水に流されてこっちにー、とかはないかー」
「当然だろ。なにぬぬぬみたいなことを言ってる。そう簡単に手に入ってどうする」
「そうは言っても、やっぱちらっと考えちゃうよ。オグラくん……まぁ今回はキロスに武器を取られちゃったけど、ここには他にも眠っている超勇者の武器があるんだし、次こそは超勇者の武器を手に入れよう!」
「あれ、そういえばヴァイス君は?」
「大方水に流されて別の場所に行ってしまったのだろう」
ヴァイスがキロス側に行って事を知らないメンバーは、次こそは武器を手に入れようと気合を入れるのだった。
◇ ◇ ◇
闇勢力とも、光勢力とも別の場所へ流れ出た着ぐるみ勢力。
支配下に置いた招き猫ガーディアンは消え去っている。
「む!? Kカウンターが無くなっているのな」
「マジか」
「我が弟子を倒したあいつが、奪っていったな。恐らく」
Kカウンターを奪われたことを悔しがっているモップス。
「ふっふふふふふ。これを見よっ」
モップスは、Kカウンターのスペアを懐から取り出す。
「まだまだ着ぐるみ勢力が足りないんだな。もっともっと集め、最後にまとめて奪ってやるんだな!」
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担当マスターより
▼担当マスター
冬神雪羅
▼マスターコメント
初めまして、『【超勇者ななな物語II外伝】超勇者の墓に眠る伝説の武器を探せ!』のゲームマスターを務めさせていただきました冬神雪羅です。
イラストストーリーと連動したこのシナリオを書く事が出来、嬉しく思います。
今回は闇勢力が2つの超武器を手に入れましたが、これからどのようになっていくのか今から楽しみであります。(笑)
それでは、またの機会がありましたら参加してくださると嬉しい限りです。
それでは失礼します。
▼マスター個別コメント