今回は『コミュニティー』と『特技』について解説いたします。
『コミュニティー』に入ることで、『特技』を取得できます。この『特技』はシナリオでは次のように扱われます。
まず、プレイヤーが自発的に利用する場合についてです。プレイヤーは利用したいと思う特技と、それをどのように利用したいのかをアクションに記入します。たとえば
「特技『応急手当』で負傷した人の治療を行います」
といった具合です。
こうすることでマスターに特技の存在をアピールすることができ、有効な結果を出しやすくなります。
しかし不適切な特技の場合には無視されたり、かえって事態を悪化させてしまうこともあります。
たとえばサッカーの試合で特技『野球』を用いると、間違えてボールを手でつかんでしまうかかもしれません。
場合によっては、マスターにより自動的に特技が利用される場合もあります。自発的に利用するのが難しい特技はこちらのほうが多いかもしれません。
たとえば知識関連の特技は、
「キャラクターは知っているはずだが、プレイヤーは知らない」
という事態がしばしば起こり得ます。
こうした場合はマスターによって特技が使用され、キャラクターが必要な情報についてリアクション中で発言したり、その知識に基づいてアクションに調整が行われることがあります。
知識に限らず、予想外の事態が起こった場合に特技が使用されることはあります。
「森で迷ってしまったけれど『方向感覚』があったので助かった」
などです。
特技を用いることで、以下のようなメリットが得られます。