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マスターシナリオ講座

第4回『コミュニティー』と『特技』

今回は『コミュニティー』と『特技』について解説いたします。

『コミュニティー』に入ることで、『特技』を取得できます。この『特技』はシナリオでは次のように扱われます。

自発的に用いる場合

まず、プレイヤーが自発的に利用する場合についてです。プレイヤーは利用したいと思う特技と、それをどのように利用したいのかをアクションに記入します。たとえば

「特技『応急手当』で負傷した人の治療を行います」

といった具合です。
こうすることでマスターに特技の存在をアピールすることができ、有効な結果を出しやすくなります。
しかし不適切な特技の場合には無視されたり、かえって事態を悪化させてしまうこともあります。

たとえばサッカーの試合で特技『野球』を用いると、間違えてボールを手でつかんでしまうかかもしれません。

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マスターにより用いられる場合

場合によっては、マスターにより自動的に特技が利用される場合もあります。自発的に利用するのが難しい特技はこちらのほうが多いかもしれません。
たとえば知識関連の特技は、

「キャラクターは知っているはずだが、プレイヤーは知らない」

という事態がしばしば起こり得ます。
こうした場合はマスターによって特技が使用され、キャラクターが必要な情報についてリアクション中で発言したり、その知識に基づいてアクションに調整が行われることがあります。
知識に限らず、予想外の事態が起こった場合に特技が使用されることはあります。

「森で迷ってしまったけれど『方向感覚』があったので助かった」

などです。

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マスターにより用いられる場合

特技を用いることで、以下のようなメリットが得られます。

1)特技を持たないキャラクターよりも、その分野において有利になります。
ただし能力差が大きい場合には、特技を持たないキャラクターに負けるかもしれません。
おおよその目安として、総合レベルで5レベル高いものとして扱われます。
同種の特技を複数もっていても、この効果は累積しません。
2)高度な知識や専門的な技術について取得している根拠となります
自由設定では自称扱いになってしまうようなケースでも、特技として取得していれば公式に認められます。
ただしシナリオ内でその技術を活かす機会が与えられるとは限りません。
『操縦(各種)』を取得して「戦闘機」の操縦方法を覚えたとしても、戦闘機の使用許可が得られるとは限りませんし、まして戦闘機が個人所有できるわけでもありません。
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